最終更新日 24/07/05
国内スタートアップ

【オッドナンバー】オリジナルIPコンテンツの開発

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(引用:https://career.odd-no.com/)

株式会社オッドナンバー(以下、オッドナンバー)はオリジナルIP*コンテンツの開発、販売を行うスタートアップである。

「異次元のチームでコンテンツに、体験に、革命を。」をミッションに掲げ、「Link!Like!ラブライブ!」などのIPコンテンツ開発を行う。

※IPとは、Intellectual Property(インテレクチュアルプロパティ)の略で、アニメやゲームなどのタイトルやキャラクターのこと。

沿革:創業2年でアプリ50万ダウンロードと50億円の資金調達を達成

オッドナンバーは、2022年3月に代表の丸茂雄大氏によって創業された。

2023年5月にはスマホアプリ「Link!Like!ラブライブ!」のアプリ配信を開始。2024年2月には同アプリは50万ダウンロードを達成した。

同年3月には19.5億円の資金調達を実施し、2022年12月からの累計で約50.5億円の調達を達成するなど、急成長を遂げている。

さらに同年4月にはラップバトルRPG「ヒプノシスマイク-Dream Rap Battle-」のリリースが決定。同アプリは2024年夏頃リリース予定であり、オッドナンバーは主要事業の「Link!Like!ラブライブ!」以外のIPコンテンツ事業も積極的に展開中である。

事業内容:多くの企業と連携したオリジナルIPコンテンツの開発

オッドナンバーは、多くの企業と連携して、オリジナルIPコンテンツの開発を行なっている。その中でも代表的なサービスが、「Link!Like! ラブライブ!」・「ヒプノシスマイク-Dream Rap Battle-」の2つだ。

Link!Like!ラブライブ!

「Link!Like!ラブライブ!」は、リアルタイムで蓮ノ空女学院(※1)のスクールアイドル(※2)の活動を応援するアプリである。

※1 蓮ノ空女学院とは、『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』に登場する学校

※2 スクールアイドルとは「ラブライブ!」シリーズにおける、学校を舞台に活動するアイドル

同アプリは、オッドナンバーが株式会社バンダイナムコフィルムワークス、株式会社バンダイナムコミュージックライブと共同開発している。

「Link!Like!ラブライブ!」では、ユーザーはさまざまなコンテンツでスクールアイドルの活動を応援することができる。

1.『Fes×LIVE』で、バーチャルライブに参加す

スクールアイドルの晴れ舞台に参加してライブを楽しめる。

2.『With×MEETS』でスクールアイドルと雑談する

スクールアイドルがリアルタイムで行うライブ配信に参加して雑談できる。

3.『活動記録(ストーリー)』でスクールアイドルの成長を知る

フルボイス&フル3Dアニメでスクールアイドル達の成長を知ることができる。

4.育成カードゲーム『スクールアイドルステージ』で遊ぶ

ゲームで獲得したハートでカードを獲得できる。カード入手時や育成時にカードにまつわる特別なエピソードを知ることができる。

「ヒプノシスマイク-Dream Rap Battle-」

(引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000112245.html)

「ヒプノシスマイク-Dream Rap Battle-」(ヒプドリ)は、リズムゲーム『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の新作アプリ。2024年夏頃のリリースを予定している。

同アプリは、ゲーム内のキャラクター(ラップMC)が3Dで登場し、ラップバトルを繰り広げる新感覚の「ラップバトルRPG」である。ラップバトルを舞台にしたリズムゲームを通して、オリジナルストーリーが展開される。

同アプリは、オッドナンバーが株式会社Dazed、キングレコード株式会社と共同制作するアプリである。

さらに、日本を代表するラッパーやトラックメーカーがクリエイターして参加するなど、数多くの協力のもとアプリ制作した。

資金調達:2024年3月に19.5億円を調達し、累計調達額は50.5億円

オッドナンバーは過去に4度の資金調達を達成しており、累計調達額は50.5億円である。

2023年10月にはソフトウェアのテスト・品質向上トータルサポートを行う、バルテスホールディングス株式会社との業務資本提携を発表した。今後は展開するメタバース領域のサービスを共同開発することで、双方のメタバース領域における知見・技術力の向上に努める。

同社はIPコンテンツを中心に、今後もメタバースマーケットでさらなる成長が期待されている。

市場規模:メタバース市場は2030年に約80兆円まで拡大

(引用:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/r04.html

総務省が発表する「情報通信白書令和4年版」によると、メタバースの世界市場は2021年に4兆2640億円(388億ドル)であった。2030年には78兆8705億円(6788億ドル)まで拡大すると予想される。メタバース事業はメディアやエンターテインメントだけではなく、教育や小売りなどさまざまな領域での活用が期待されている。

将来展望:新しいIPコンテンツを創り出し、革命的なユーザー体験を届ける

オッドナンバーは、今後も世の中に展開されていないIPコンテンツを創り出し、革命的なユーザー体験を届けることを目指している。

「人」をアイデアの出発点とし「人がいま何に熱狂するか」だけを先入観なしに考え、そこに火をつけるアイデアを具体化していく。

さらにジャンルを超えてヒットを生んできたトップランナーたちの経験を融合させることで、新しいIPコンテンツを生み出していく。

会社情報

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