【株式会社リーバー】病院はスマホの中にある時代

株式会社リーバーのプレスリリース|PR TIMES

株式会社リーバーは、医療相談アプリ「LEBER(以下、リーバー)」を運営する会社です。本記事では、2017年に設立された同社を紹介していきます。

同社の具体的なサービス内容・資金調達・市場規模など詳細に記載しています。

事業内容:医療相談アプリ「LEBER」を運営

(出典:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.leber&hl=ja

株式会社リーバーは、医療相談アプリ「LEBER(以下、リーバー)」を運営する会社です。リーバーは、ドイツ語の「LEBEN(命)」を語源とし、命を守るためのアプリケーションとして2018年1月に誕生しました。

同社の主な事業は、遠隔医療相談サービスの提供です。リーバーを通じて、ユーザーはいつでもどこでもスマートフォンで医師に相談することができます。これにより、病院に行くべきか迷っている人や、忙しくて病院に行けない人々の医療に関する悩みを解決することを目指しています

さらに、企業や学校向けのサービスも展開しています。「LEBER for Business」は企業向けに従業員の健康管理をサポートし、「LEBER for School」は学校での健康観察やメンタルヘルスケアを支援しています。

このように、株式会社リーバーは、遠隔医療相談を中心に、幅広い層に向けた健康管理サービスを提供している会社なのです。それぞれのサービスについて、以下詳しく特徴を記載しています。

主力サービス:医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」

(出典:https://www.leber.jp/

株式会社リーバーの主力サービスは、医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」です。このアプリには以下のような特徴があります:

  1. 24時間365日の医療相談:ユーザーはいつでもどこでもスマートフォンを通じて医師に相談することができます。
  2. 迅速な対応:最速3分で医師が症状に合った「医療機関・市販薬」を紹介。
  3. 幅広い相談内容:「どの診療科の病院に行ったらいいか分からない」「忙しくて病院に行けない」などの日々の医療の困りごとに対応。
  4. 多数の登録医師:200人以上の医師が登録されており、様々な専門分野の医師に相談することができます。

また、同社は一般向けのアプリ以外にも、以下のようなサービスを提供しています。

  1. LEBER for School:学校向けのサービスで、生徒の毎日の検温結果と簡単な体調報告ができます。また、学校医と児童精神科医が共同で開発したメンタルヘルスチェックシステムも提供しています。
  2. LEBER for Business:企業向けのサービスで、従業員の検温・体調報告とストレスチェックを組み合わせて健康管理をサポートします。

これらのサービスを通じて、株式会社リーバーは個人から組織まで、幅広い層の健康管理をサポートしています。特に、新型コロナウイルスの流行以降、遠隔での健康管理の重要性が高まっており、LEBERのようなサービスの需要が増加しています。

会社沿革:2022年に利用者数100万人を突破

(出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000033619.html

株式会社リーバーが運営する遠隔医療プラットフォーム「LEBER(リーバー)」は、2022年に利用者数が100万人を突破しており、順調に成長をしています。

株式会社リーバーの主要な出来事は以下の通りです。

  1. 2017年2月:株式会社AGREEとして設立。
  2. 2018年1月:医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」をリリース。
  3. 2020年8月1日:社名を株式会社AGREEから株式会社リーバーに変更。これにより、アプリ名と会社名を統一し、ブランド認知の強化を図る。
  4. 2020年9月末まで:新型コロナウイルス感染症の影響を受け、茨城県からの依頼で医療相談サービスの無料提供を実施。
  5. 2021年:茨城県と連携し、遠隔医療相談アプリ・リーバー(LEBER)を活用した医療サポートを開始。

これらの出来事から、株式会社リーバーが設立以来、着実にサービスを拡大し、地方自治体との連携も進めていることがわかります。特に、2020年の新型コロナウイルス感染症の流行を機に、遠隔医療相談の重要性が高まり、同社のサービスの需要が増加したことが推測されます。

資金調達:累計資金調達額が10億円を突破

(出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000033619.html

株式会社リーバーは、医療相談アプリ「LEBER」をより一層発展させるために、シリーズBラウンドで資金調達を行いました。この資金調達によって、累計資金調達額が10億円を突破しました(2022年)

主な出資者は以下の通りです。

  • 株式会社LITALICO
  • CBC株式会社
  • 株式会社常陽キャピタルパートナーズ

今回の資金調達の目的は、大きく分けて三つあります。

  • 感染症AIサーベイランスの開発
  • 医療相談アプリ「LEBER」の提供体制の拡充
  • 医療相談アプリ「LEBER」の本格的拡大のための人材採用

まず第一に、感染症AIサーベイランスの開発です。これは、学校保健領域で毎日収集される健康観察データをもとに、クラスター発生を予測し、早期の対策によってクラスターの発生を予防するシステムです。特に新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための重要なツールとなります。このシステムの開発には、相当な開発費用と共同研究費が必要であり、今回の資金調達はそのための資金確保を目的としています。

第二に、医療相談アプリ「LEBER」の提供体制の拡充です。同社は、いつでもどこでも医師に相談できるという特徴を持つこのアプリを、より多くの人々に利用してもらうための体制を強化します。具体的には、アプリのサーバー容量の増強や、ユーザーサポートの充実を図ります。

第三に、医療相談アプリ「LEBER」の本格的拡大のための人材採用です。同社は、アプリの提供範囲を広げるために、優秀な人材を採用することに注力しています。特に、技術者や医療関係者を中心に、新たなチームメンバーを迎え入れ、サービスの質を向上させます。

この資金調達により、株式会社リーバーはサイバーホスピタルの実現に向けた開発を加速させます。サイバーホスピタルとは、オンラインで完結する病院のようなもので、ユーザーがアプリを通じて医師に相談し、診断や治療を受けることができるシステムです。この新しい医療の形態は、特に地方や医療過疎地において大きな役割を果たすことが期待されています。

同社は、この資金調達によって得られた資金を有効に活用し、医療の質を向上させ、より多くの人々に安心と安全を提供していく予定です。

市場規模

(出典:https://www.sbbit.jp/article/cont1/52798

株式会社リーバーが関わるオンライン診療市場は、急速に成長している分野です。

オンライン診療市場は、近年急速に成長しており、2030年までに大きな拡大が見込まれています。調査会社シード・プランニングが2020年7月に発刊した「2020年版 オンライン診療サービスの現状と将来動向」によれば、この市場は今後も飛躍的に成長すると予測されています。

具体的には、2018年の市場規模が123億円だったのに対し、2030年には292億円に達すると予想されています。この成長率は、年々増加するオンライン診療の需要を反映しています。

株式会社リーバーも、この成長する市場の中で重要な役割を果たすことが期待されています。

市場調査とコンサルティングのシード・プランニング [ SEED PLANNING ] - プレスリリース
東京都文京区の市場調査会社。業務内容:エレクトロニクス・IT分野、医薬・医療・バイオ分野を中心としたマーケットリサーチ、市場調査レポート、受託調査、コンサルティング。

会社概要

会社名:株式会社リーバー (英語表記: LEBER, Inc.)

所在地本社:茨城県つくば市松代4丁目ー2ー7

東京事務所:東京都千代田区神田和泉町1-7-2  S-Glanz AKIHABARA3階

設立:2017年2月17日

資本金:3,000万円(2022年3月末現在)

事業内容:医療相談アプリLEBERの開発・運営

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