【iiba】子連れに優しい場所をMAP上から発見

引用:https://corporate.iiba.space/service/iiba

総務省によると、2024年3月時点で日本の人口は1億2079万2千人を記録しており、前年同月と比較して83.9万人も減少しています。厚生労働省も2070年には総人口が9,000万人を割り込み、高齢化率は39%の水準になると推計しており、少子高齢化は今や予断を許さない状況です

保育施設の不足・職場復帰制度の拡充など、子育て世代が抱える課題を1つ1つ解決していく必要があるでしょう。今回紹介する株式会社iiba(以下、iiba)は、子連れに優しい場所がわかるMAPアプリ「iiba」を提供しており、子育て世代のお出かけをサポートしています。

本記事では、産後うつギリギリの子育てなどを経験した逢澤 奈菜氏が創業した、iibaについて紹介します。

事業内容:子連れにうれしい情報が満載のMAPアプリ「iiba」

引用:https://jp-startup.jp/articles/10071/

iibaは子育て世代をサポートするために、子供を連れて出かける際に最適な場所を教えてくれるMAPアプリ「iiba」を提供しています。一言で言えば、「子どもと訪れて良かった場所の情報をユーザー同士でシェアする口コミMAPアプリ」です。

子育て世代のユーザーは基本無料で利用することができ、マップを見るだけであれば会員登録も必要ありません。アプリ上には遊び場はもちろん、授乳室やトイレなど、さまざまな情報が登録されています。気になる場所をタップすると、その場所の写真・おすすめポイントを確認することも可能です。

また「iiba」に登録してある場所を訪れたり、他の人におすすめの場所をシェアしたりすると、ポイントを貯めることができます。貯めたポイントはクーポンやギフトに交換するなど、アプリ内で行われるさまざまなキャンペーンにて今後使用できるそうです。

新たに「スポット評価機能」を実装

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000109530.html

iibaは2024年8月20日に新たに「スポット評価機能」をリリースしました。お出かけした際に訪れたスポットについて、審査員になったつもりで、満足度など複数の項目を評価することができます。

家族との思い出を記録したり、おすすめの場所をアプリがレコメンドしてくれたりといった機能を今後実装する予定です。

将来的に「iiba」を中心とした経済圏を形成

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000109530.html

現在iibaは完全無料のアプリであり、そのマネタイズは検討中とのことです。「ユーザーによる課金」というtoCでのキャッシュポイントはもちろん、「人流データの提供」といったtoB・toGでのキャッシュポイントも考えているそう。

逢澤氏は、「いずれはWeb3.0や獲得したデータ活用しながら、行政や企業もターゲットに『iiba』を中心とした子育て世代向けの経済圏をつくる」と述べています。

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資金調達:シードラウンドにて累計8000万円を獲得

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000109530.html

iibaはシードラウンドにて資金調達を2回達成しており、累計8000万円を獲得しています。

投資ステージ時期資金調達額引受先目的
シード1st2024/01/30不明East Ventures機能追加・マーケティング強化
シード2nd2024/08/20不明THE CREATIVE FUNDなど事業者向け機能の開発・自治体DX事業の推進

会社概要

  • 企業名:株式会社iiba
  • 代表者名:逢澤 奈菜
  • 設立:2022年5月
  • 所在地:105-0001 東京都港区虎ノ門2−2−1 住友不動産タワー G-STASQUARE 2階
  • 公式HP:https://corporate.iiba.space/service/iiba

まとめ

本記事では、子供を連れて出かける際に最適な場所を教えてくれるMAPアプリ「iiba」を提供する、株式会社iibaについて紹介しました。

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