最終更新日 24/07/30
国内スタートアップ

【TBS GAMES】人気番組を本格ゲーム化し「心揺さぶるゲーム体験」を提供

エンタメ社内スタートアップ
Share this post
https://x.com/tbstv_games

この記事では、TBSテレビが立ち上げた新規事業「TBS GAMES」について紹介していきます。

TBS GAMESとは、TBSテレビが2023年7月から本格的に取り組んでいるゲームブランドです。
TBSグループのコンテンツ創造の力を活かして、「アイ・アム・冒険少年」などTBSの人気番組をゲーム化し、話題になっています。

今回は、そんなTBS GAMESの事業内容や沿革、創業ストーリー、将来展望などについて紹介していきます。

次の章では、TBS GAMESが提供しているサービスについて見ていきましょう。

事業内容:コンテンツ創造の力で人気番組を本格ゲーム化へ

(引用元:https://www.tbs.co.jp/tbs-games/

TBS GAMESは、「まだ見ぬ最高の”時”をゲームで」をコンセプトに、人々にとって最適な形で「心揺さぶるゲーム体験」を届けることを目標としています。

2023年9月から第一弾のゲームが発表され、最新では2024年3月に「アイ・アム・冒険少年 超・脱出島」が発売されました。

次の章では、リリースされている作品をいくつか紹介していきます。

アイ・アム・冒険少年 超・脱出島

(引用元:https://www.tbs.co.jp/tbs-games/

「アイ・アム・冒険少年 超・脱出島」は、Nintendo Switchのダウンロード専用ゲームとして、2024年3月に発売されました。

アイ・アム・冒険少年とは、2014年から放送を開始した、TBSが提供する人気バラエティー番組です。中でも「脱出島」という、無人島でのサバイバルでイカダを作って島を脱出する企画が定番です。

この「アイ・アム・冒険少年 超・脱出島」でも、番組の脱出島のように、無人島での探索・火おこし・モリつきなどのサバイバルアクションや、イカダでの脱出などをすることができ、脱出島の主人公としてゲームを楽しめます。

次に、このゲームの特徴を紹介していきます。

ゲームの特徴

(引用元:https://www.tbs.co.jp/tbs-games/escape-island/

①人気タレントがゲームに登場

過去に番組にも出演していた、お笑い芸人のあばれる君や、フワちゃんがゲームにも登場しており、二人のキャラクターを使って冒険することができます。(※フワちゃんは、2024年9月6日までに購入した方の特典のみ)

②家族や友達とマルチプレイができる

1人でも楽しめますが、2人でもプレイが可能で、ミニゲームでのバトルや、協力して島を脱出することなどもできます。

③実際に体を使ってサバイバルができる

スイッチを押すだけではなく、実際にリモコンを振って体を動かしたりするなど、体でサバイバルを体感することができます。

風雲!たけし城

(引用元:https://www.tbs.co.jp/tbs-games/news/202309011000.html

「風雲!たけし城」は、さまざまなゲームをプレイできるプラットフォーム「Roblox」内で2023年9月に公開されたゲームです。

風雲!たけし城とは、ビートたけしの「たけし城」を落とすために、毎回約100人の一般応募者が、たけし軍が仕掛けたゲームを攻略していく構成の番組で、1986年~1989年の間にレギュラー番組として放送されていました。

ゲームの特徴

(引用元:https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=19039

ゲーム内では、実際に番組内で登場した「竜神池」や「だるまさんがころんだ」などの名物アトラクションが登場しています。番組と同様に参加者同士が一緒に攻略を挑むことが可能です。

スマートフォン・タブレットやPCで、無料でプレイすることができます。

沿革:事業本格化から次々に人気番組をゲーム化へ

(引用元:https://www.tbs.co.jp/tbs-games/https://www.screens-lab.jp/article/29078

TBSテレビは、2023年7月に、TBS GAMESのサイトをオープンし、ゲーム事業へ本格参入することを発表しました。TBSテレビでは、2022年から新規IP開発部を設け、IPコンテンツの創出に関する検討を行っています。その中でも、TBSがまだ取り組んでいないこととしてゲーム事業が挙げられたことがきっかけです。

2023年9月には、風雲!たけし城、2024年3月には、アイ・アム・冒険少年 超・脱出島を発売します。 今後も「心揺さぶるゲーム体験」を届けることを目標に、さまざまなゲームを発売することを計画しているそうです。

創業ストーリー

(引用元:https://game-creators.jp/media/interview/826/https://www.screens-lab.jp/article/29078https://game-creators.jp/media/interview/826/https://appmedia.jp/news/77738514#1

ここでは、「GAME CREATORS」に掲載された、事業責任者の蛭田健司氏のインタビューをもとに、TBS GAMESの創業ストーリーを紹介していきます。

創業のきっかけは、TBSグループの2030年に向けた計画「VISION2030」です。この計画の中でも、コンテンツの価値を無限に広げる拡張戦略「EDGE」において、デジタル分野・海外市場・エクスペリエンスの3分野に注力することが発表されています。 このプランは、デジタル分野かつ海外市場でコンテンツを売り出すこと、そして、エクスペリエンスである「ライブ・ライフスタイルなど体験するリアル事業」を打ち出すことを指しています。
これらの3つの分野を満たすゲーム事業を、TBSグループとして注力しているそうです。

ゲームと番組とのシナジーをどう生むかを確立させ、2030年にはTBSの看板となるゲームが出ているように動いていきたいと語っています。 (https://game-creators.jp/media/interview/826/より)

将来展望:ゲームで海外でのTBSグループの存在感を高めていきたい

(引用元:https://appmedia.jp/news/77738514#1

ここでは、App Mediaに掲載されたインタビューから、TBS GAMESの将来展望について紹介していきます。

TBS GAMESの目標の1つは、創業ストーリーで紹介した「VISION2030」という戦略に沿って、ゲーム事業を拡大していくというものです。
その結果、海外でTBSグループの存在感を高めることになるでしょう。

『風雲!たけし城』や『SASUKE』など、世界でもヒットした番組もあるんですけれども、中々数を出していくのが難しい部分もありまして。そう考えると、やはりゲームで知名度を上げていくというのも大事になっていくのかなと思っています。

https://appmedia.jp/news/77738514#1

企業情報

会社名    株式会社TBSテレビ

代表者    龍宝 正峰

本社所在地  東京都港区赤坂5丁目3番6号

設立年月日  2000年3月21日

資本金    1億円

従業員数   1,186人(2023/3現在)

目次へ戻る

タイトルとURLをコピーしました