最終更新日 25/01/28
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【Open AI 最新アップデート】Canvasでo1の利用と、React/HTMLコードレンダリングが可能に!

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ChatGPTの「Canvas」という機能をご存知でしょうか。Canvas(キャンバス)は、文章作成やコーディング作業の効率を飛躍的に向上させるツールです。そのため、高校生をはじめとする学生から、ビジネスの現場で活用するプロフェッショナルまで、幅広いユーザー層にとって便利な機能となることが期待されています。

Canvasについて概要を知りたい方は「ChatGPTの新機能「Canvas」、全ユーザーに解禁!「12 Days of OpenAI」イベントの4日目」の記事をご覧ください。

この機能は、2024年12月10日に、OpenAIが開催した特別イベント「12 Days of OpenAI」の4日目の目玉として発表されたものです。

今回、2025年1月25日にOpenAIはChatGPTのCanvasに関するいくつかの重要なアップデートを発表しました。特に、これまでCanvasでは使えなかったo1モデルの利用ができる点やReact/HTMLコードのレンダリングが注目されています。

本記事では、最新のアップデート情報についてまとめ、実際のレンダリングの様子を記事にしています。

最新アップデート情報(2025年1月25日)

2025年1月25日、OpenAIは、ChatGPTのキャンバス機能に関するいくつかのアップデートを発表しました。

  1. OpenAI o1の利用が可能に
    • CanvasがOpenAI o1と連携可能に。モデルセレクターから「o1」を選択し、ツールボックスアイコンまたは「/canvas」コマンドを使用してアクセスできます。
  2. React/HTMLコードのレンダリング
    • キャンバス上でReactおよびHTMLコードのレンダリングが可能になりました。この機能は、Pro、Plus、Team、Freeの全ユーザーが利用できます。
  3. macOS向けデスクトップアプリでの展開
    • ChatGPTデスクトップアプリ(macOS版)において、キャンバスが全てのユーザー層で利用可能になりました。
  4. エンタープライズおよび教育機関(Edu)向け展開
    • 上記のアップデートは、今後数週間以内にエンタープライズおよび教育機関ユーザーにも提供予定です。

OpenAI o1の利用が可能に

CanvasがOpenAI o1と連携可能になっています。モデルセレクターから「o1」を選択し、ツールボックスアイコンまたは「/canvas」コマンドを使用してアクセスすることができます。

o1は、STEM(科学・技術・工学・数学)関連のタスクの精度が非常に高いモデルである。そのため、Canvasと組み合わせれば、コーディング作業を日々行う方は、より効率よく、高度なコーディングを行うことができるだろう。

React/HTMLコードのレンダリングの様子

CanvasでReactおよびHTMLコードのレンダリングが可能になりました。この機能は、現在(2025/01/28)Pro、Plus、Team、Freeの全ユーザーが利用できるようになっています。

今回はサイコロのゲームを作ってみました。

まず、「簡単なサイコロのゲームを作って」とCanvasで指示すると、コードを生成してくれます。

その後、右上にある「ビュー」というボタンを押すと実際に作ってくれたサイコロが表示されました。「Roll the Dice」を押すとサイコロの目が自動で変わります。

また、「サイコロを3つに増やして」と指示をすると再度コードを修正。「ビュー」から確認するとしっかりと動作していました。

上記のように、React/HTMLコードのレンダリングが可能になったことで、コードの生成から検証まで簡単なものであれば効率よく行うことができるようになっています。この機能の精度が高まることでアプリ開発やweb制作がかなり効率的かつ簡潔に行うことができるでしょう。

macOS向けデスクトップアプリでの展開

今回の発表で、ChatGPTデスクトップアプリ(macOS版)において、Canvasが利用可能になりました。実際にmacOS版のアプリでプロンプトの欄に「/」を入力するとCanvasが選択可能になっています。

エンタープライズおよび教育機関(Edu)向け展開

Canvasでの o1の利用と、React/HTMLコードのレンダリング、macOS向けデスクトップアプリでの展開の3つのアップデートは、今後数週間以内にエンタープライズおよび教育機関ユーザーにも提供予定と発表されています。

まとめ

Canvasの一般公開により、多くの人がこの便利な機能を利用できるようになりました。たとえば、高校生が課題のレポートを効率よくまとめたり、プログラマーが簡単にコードを修正したりといったさまざまな用途で活用できます。

さらに今回の発表で、高度な推論モデルo1の利用と、レンダリングが可能になりました。これにより、日々のコーディング作業をより効率的に進めることができるでしょう。

みなさんも、この新しいツールをぜひ活用してみてください。

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