最終更新日 25/01/15
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OpenAI、ChatGPTにタスク機能を追加!将来時点で作業を依頼できるように

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2025年1月15日、OpenAIはX上で新たに「タスク機能(ベータ版)」を実装したことを発表しました。

このタスク機能を活用することで、将来のある時点で何かをするようにChatGPTに依頼することができます。たとえば、予定のリマインドや日々のレポート作成の自動化など、さまざまなタスクに活用できるでしょう。

本記事では、このタスク機能の詳細や実用例、そして私たちの生活や仕事にどのような影響を与えるのかについて解説します。

タスク機能とは:将来時点の作業を依頼できる新機能

OpenAIの投稿によると、ChatGPTのタスク機能では、将来のある時点で何かをするようにChatGPTに依頼することができます。具体的には、1回限りのリマインダーとしてはもちろん、定期的なタスクの自動化に活用することが可能です。

【タスク機能の活用例】

  • 予定のリマインダー:「3日後の20時に飲み会があるからリマインドして」と頼むことで、重要な予定を忘れないようサポート
  • 日々の情報整理:「毎朝8時に最新ニュース5件をまとめておいて」と設定すれば、日々の情報収集が効率化

このように、タスク機能は忙しいビジネスパーソンの時間管理や効率化の強力な味方となるでしょう。なお、現在は有料版ユーザー限定の機能ですが、OpenAIによると、将来的にはすべてのユーザーが利用可能になる予定です。

タスク機能の使い方:チャット画面から設定 / タスクページで管理

ChatGPTのタスク機能は、チャット画面にタスクの詳細を入力することで、さまざまな作業を簡単にスケジュール設定することができます。

この機能では、一度限りのタスクだけでなく、繰り返しのタスクも設定可能です。繰り返しの頻度は、「毎日」「毎週」「毎月」「毎年」および「カスタム」の5種類から柔軟に選択できます。

ただし、設定できるタスクの数は最大10件までなので、注意が必要です。また、登録したタスクの内容を変更したり、削除したりする場合は、プロフィールメニュー内の「タスクページ」から管理できます。

タスク機能は現在日本でも利用可能

今回のタスク機能(ベータ版)は、有料版ユーザーであれば、日本からも利用することが可能です。実際に、左上のモデル選択から、「スケジュールされたタスクがあるGPT-4o(ベータ版)」が選択できました。

試しに「バレンタインの1週間前にチョコレートを買いに行くのでリマインドして」と依頼してみると、無事にリマインダーが設定されました。

タスクを確認するため、右上のプロフィールメニューを押してみると、新しく「タスク」が追加されていました。これを選択すると、確かに「バレンタインの1週間前に連絡」というタスクが設定されています。

次に、タスクにカーソルを合わせると表示されるペンマーク(編集ボタン)を押してみると、タスクの内容を変更できる画面が表示されました。ここで繰り返し設定や指示の修正など、細かい調整をすることができそうです。

実際に、スケジュールの繰り返し設定を確認してみると、「毎日・毎週・毎月・毎年・カスタム」の5種類から柔軟に選択することができました。

まとめ

ChatGPTの新機能「タスク機能(ベータ版)」は、個人の生産性向上や時間管理に革命をもたらす可能性を秘めています。この機能を使えば、予定のリマインダーから日々の情報整理、定期的な作業の自動化まで、さまざまな用途に対応可能です。特に、繰り返し設定やタスクの編集機能を活用することで、個々のニーズに応じた柔軟なタスク管理が実現できます。

現在は有料版ユーザー限定の提供ですが、将来的にはより多くの人が利用できるようになる予定です。この機能が日常の効率化だけでなく、新たな働き方や生活スタイルの創造につながることが期待されます。

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